更年期の症状を知ろう【5月のエールコラム】

エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会というFBグループ、『働く女性のためのスキルアップコラム』に執筆させていただいています。

2022年4月から、スキルアップ・コラムの仕様がバージョンアップされました。
私もテーマが、今までの“こころの健康“から「更年期」に変わりました。

ヘルスケア部門で「更年期」について執筆させていただきます。

5月のテーマは<更年期の症状を知ろう>でした。

更年期、怖れなくていいですよ^^ うまく”おつきあい”しましょ💖


いわゆる更年期の症状は、かなり個人差があります。

🌸ほとんど感じなかった、忙しすぎて、感じている暇がなかったかも

🌸やる気が出ないとか集中力が少ないとか、いくつかの「不定愁訴」で経過した

※不定愁訴とは?:原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪く、苦しみや違和感を口に出して訴えること。言わないまでも、体調の悪さをひとつ、または複数かかえていること。

🌸なかには、寝込む日が増えた、起き上がれない、という人も。

このように、更年期の症状は“人それぞれ”です。

症状は、女性ホルモンの急激な減少によって、さまざまに出ます。

特に、女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの分泌量の増減により、思春期や妊娠から出産後、更年期には、心身のバランスに影響する大波になることがあります

女性ホルモン、特にエストロゲンは、内臓や血管のしなやかさ、肌や筋肉のハリやなめらかさ、精神的なバランスなど、多くに作用します。これが急激に減る更年期には、その影響により、さまざまな症状が出るわけです。

私たちは、日々意識することはあまりないと言えるでしょうけれど、女性ホルモンはけなげに働いてくれているんですね。

コラムを全文読むと、更年期症状ってこんなにあるのか、、、、、とどんよりした気分になってしまった方がいらっしゃるかもしれませんね。

でも、ご心配なく。

これから更年期の方にも、いま、更年期の方にも、さまざまな対応策があります。

それには、4月のコラムでお伝えした「ごきげん力」と、6月のコラム内容に予定している、ごきげんにする対策がポイントです。

そして、更年期は、人生100年時代の半ば。
おおよそ残り半分の人生を生きるために、
「これまで、50年近く/50年以上、女性ホルモンさん、がんばってくれてありがとう」
「これからの未来生活も、量は少なくなるけど、女性ホルモンをよろしくね。私も減った分、あなたががんばってくれた分をじぶんで何かで補って整えるからね」
という、仕切り直しの交代期、いえるのではないでしょうか?


じぶんに手をかけるには、時間も心も、いくばくかのゆとりが必要です。

それをどう確保していくのか、を考えることからしてみるといいですね。

そこで、その前に、楽しく、楽に、過ごせるようにできるコツを知っていきましょう。

本文より少しだけご紹介いたします。

『更年期の症状を知ろう』

『いわゆる更年期の症状は、かなり個人差があります。

「ほとんど感じなかった」
「忙しすぎて、感じている暇がなかった」
「なんだかやる気が出ない」
「集中力が減って、どうしちゃったのか悩む」
「疲れやすくて、体力には自信があったのに」などと、さまざまです。


女性ホルモンは、体のいたるところで働いて、女性の健康を内側から支え、代謝アップや精神状態の安定化に効果をもたらしています。

特に、女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの分泌量が急激に減るという大波によって、心身のバランスにさまざまに影響するわけです。
具体的には、大きく3つに分類できます。

(1)血管への影響による症状

(2)さまざまな全身の症状

(3)精神的な症状

(続く)

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#スキルアップコラム

#パラレルキャリア推進委員会

閉経の年齢のデータは、何十年も変わりません。
女性ホルモンの働きは変わっていませんが、私たちの生活やストレスの様相は変化しています。

【コラム後記】

コラムの最後に、こんな一文を付け加えました。

『自分ファースト、自分へのケアの分量は、人生の時期によって、蛇口を締めたり開けたり。でも、閉めてしまわないことが大切です。』

子育て、
仕事、
家事、
夫との関係、
家庭、

生きていくということは、例えば、仕事以外の部分だけでも、マルチタスク。
いわゆる”マネジメント”を、ずっとしている、ということになるなあと思います。

シングルライフでも、実家ごと、住まいの近所ごと、自分の人生ごと、仕事、これらを円滑・心地よくするには、まさにマネジメント視点は有効です。

これが、ご家族があると、マネジメントする項目がぐっと増えるので、変化し続けるマルチタスクをしている、ということになります。


不思議なもので、同時に複数の出来事が重なることは多いもの。
特に、「問題」は一時に重なることがあります。
自分の体験としても実感しますし、友人・知人の話でもそう思うことは多いです。

だからこそ、時々、自分だけのために費やす時間を持つことが、自分を整えることにつながります
できれば、こまめに、1回15分のカフェタイムだとしても、その時間が有効です。
いわゆる、一息入れる、ですね。

そして、できることなら、1カ月に1回ほど、ヘアサロンやエステ、アロママッサージ、フットケア、整体、ヨガ、といった、じぶんの心身を体感できるような時間が取れるといいですね。

それには、

「そんな時間は取れない」という思考を、

「どうしたら、その時間をとれるか?」の思考に切り替えることが必要です。

簡単な方法としては、まず、手帳に、自分の予定を入れてしまうこと。
ご家族に関する毎月の予定は、おおよそわかっているのではないでしょうか。
自分時間を確保できる可能性が高い日に確保するといいですね。

とはいえ、急なできごとはあるもの。
予定した日をやむを得ず、用件に回すときは、別日の確保を試みてみます。

それでも、どうしても、自分時間がまとまって取れない場合は、15分から30分の「じぶんホッとタイム」を。
チリも積もれば、、、、で、自分のための時間貯金も、ご自身を整えることにつながれば、あなたの人間関係や生き方にも影響してくる時間となりますよ。

現実に、自分の時間を確保するためには、パートナーやお子さん、他のご家族の協力や調整が必要な場合もあるでしょうから、自分時間を確保することへの”うしろめたさ”の感情を、まず振り切ることから、という方もいるかもしれませんね。

いずれにしても、更年期、プレ更年期の時期には、自分に手をかけること、そのために、自分だけに使う時間が有効ですし、この時期だからこそ大切なことと、長く、心身の健康に関わる仕事をしてきて思うことです。

いつも、じぶんを後回し、にばかりしないこと

これが、人間関係や仕事、生活をうまく回していくコツの一つ、大切な一つです。更年期には特に大切です。

そして、どの世代にも、はもちろんではあるのですが、特に、いま、家庭でも仕事でも頼りにされる世代、言い方を変えると、あまりよくない表現ですが、「使われる」世代の、私より次世代の方々に、贈りたいという想いを込めてもいます。


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