更年期とデリケートゾーンケア、健診と検診【2022年9月・10月のエールコラム】
エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会というFBグループ、『働く女性のためのスキルアップコラム』に執筆させていただいています。
2022年4月から、私が担当するテーマは、“こころの健康“から「更年期」に変わりました。
ヘルスケア部門で「更年期」について執筆させていただきます。
9月ののテーマは<更年期に向けたデリケートゾーン等のケア>
10月のテーマは<30代からの健診と検診>
コラム本文はこんな感じ
少し、コラム本文をご紹介いたします。
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全文はこちらで読んでいただくことができます。
Facebook「エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会」ページ
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過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
Aile通信WEB版
http://aile-official.co.jp/media/
性別と更年期の記述について:補足
性別には、男、女、があります。
このほかに、「性分化疾患」の人もいます。
2006年より、世界的には、DSD(Disorders of Sex Development)と表現されます。日本では、2009年に日本小児内分泌学会で日本語訳を「性分化疾患」に統一しました。
性別の判断は、染色体(XX,XY)、性腺(卵巣、精巣)、性器(子宮・膣、陰茎)がどちらに統一されているかで決められています。それらが先天的に統一されていない、またはあいまいな状態を、医学用語で「性分化疾患」としています。
また、心と身体の性が一致しない「性同一性障害」は、「性分化疾患」には含まれません。
性同一障害、性的違和、の人のなかで、生まれつきの性別と異なる性ホルモンの投与を受ける人がいます。この場合、更年期障害については、時代の流れの中で現在進行形ともいえ、どのような症状や対処が有効かなどは、まだ十分な報告は、探した限りでは見当たりませんでした。
このような現況をふまえ、私が記述する「男性更年期」「女性更年期」では、先天的かつ身体的な性別が男性、女性、の方を対象として記述しています。
余)
セクシュアルヘルスについて触れるとき、性別はいろいろあり、性的指向や性自認は、いまや、規定できない程あります。
たとえば、私は基本的には男女のみの性別の写真やイラストを使うときは、記述の設定を限定したうえで使うようにしています。つまり、その時の文章や講座で、対象の性別によって、使う画材をかなり選択するのです。
自分と異なる人を理解する。
シンプルで、でも、男女だけ、という無意識の潜在意識からの発言や振る舞いが多い社会でもあります。
きっと私も、出ているかもしれない、と思います。
意識して気を付けている時点で、自分の意識化にあるものが、男女の性別のみ、なのかもしれないから。
でも、それでも、ニュートラルに受け止めること、を意識して、セクシュアルヘルスに寄りそっていたいなと考えています。