企画プロジェクトのサポートの解説&報告講演へのご感想
先日、コラムでレポートした、信州・松本市のC中学校、生徒への健康学習支援プロジェクトの企画サポートの解説&報告の講演について、
感想をいただいたので、少しご紹介したいと思います。
教育機関における、教員が生徒に向けて提供する健康学習支援プロジェクトの企画サポートでした。
教育機関のプロジェクトは、民間のPR設計や集客という点と異なるように思うかもしれませんが、対象の支持を得るという点に変わりはありません。
むしろ、正直な反応がダイレクトに返ってくるのと、成果の有無が提供側にはっきりわかる面があります。
いずれにしても、企画思考脳を駆使するという点では、対象や背景が異なっても、
押さえるべきポイントと、そのポイントを押さえた企画が成果につながる、ということに変わりはありません。
では、次にいただいたご感想をご紹介したいと思います。
掲載にあたっては、該当校の先生方に事前にお目通しいただき、ご承諾をいただいております。
ご多用な業務の中で、お目通しや確認作業をしてくださり、恐縮、、、。ありがとうございました。
ご参加者に、何らか役に立つことがあったならば、望外の喜びです。
そして、そもそも、このような企画サポートの機会をいただけたことに感謝の気持ちです。誠にありがとうございました。
最初の感想は、ご担当の養護の先生からです。
この感想を拝読し、ちょっとウルっときましたよ、、、、。
「自信がついた」の言葉が、最初の不安そうな戸惑いを思い出すと、感慨深いです。
こちらこそ、ありがとうございました、の思いです。
- 企画プロジェクトサポート
ご講演の準備から、当日のご講演まで、誠にありがとうございました。
講演会では、とても貴重で素敵なお話をしていただき、私共のみならず、参加いただいた先生方にもとても身になる時間だったのではないかと、会場の雰囲気から感じました。
本校の今までの取り組みの経過を踏まえてお話いただき、先生方にもより臨場感をもって感じていただき、ご理解いただけたと思います。
本当にまだまだお聞きしたい!そんな時間でした。
また、ワークショップ、企画書作成等々、〇〇先生、◇◇先生、私の取り組んできたことをご紹介いただいたこと、お聞きしていて目頭が熱くなりました…。本当にありがとうございました。
本校までお越しいただいたり、Zoomミーティング、メールのやり取りをしていただいたりと、ご丁寧に温かく、たくさんサポートをしていただきました。
企画から、プロジェクトの実践に至るまでご支援いただき、本校としての充実した健康教育活動のスタートにもなり、
また、なによりこの経験をさせていただいたことが、自分自身の自信にも繋がりました。
なんと感謝を申し上げたらよいか…。本当に本当にありがとうございました。
ここからは、当日の研修にご参加の養護の先生方のご感想です。
- 企画プロジェクトサポート
健康教育での学習支援の基礎を、学校全体で動かしていくのは大変だけれど、
目指すところを決めるために企画していくことは大切だと思いました。
健康は自分事で「対処方法や考え方は学ばなければわからない…」、とても印象的でした。
「学んだ方が健康になる」を伝えていきたいと思いました。
- 企画プロジェクトサポート
健康課題は多すぎて、何をどうやって?と思っていましたが、「選びきって」ということで、本当に必要なことは何なのか、実態の把握、当事者のねがい、目的・目標・内容の整合性等、手順をしっかり踏むことの大切さを学ぶことができました。
たくさん学ばせていただいたので、自分の中でもう少し整理して考えたいと思います。
- 企画プロジェクトサポート
山崎先生のお話、とてもわかりやすかったです。
プランニングから実践まで、アドバイザーに入っていただけることはとてもありがたいことだと感じました。
どの学校でもこのようにできるようにしていくためには、どうしていくのがよいのだろうか、、、と感じました。
- 企画プロジェクトサポート
企画支援のお話、とても参考になりました。
どう健康教育を取り入れていくか、具体的なお話が聞けたので学校に戻り考えていきたいです。
山崎先生の話、とても興味深く、あっという間に時間が過ぎるように集中して聞き入りました。
- 企画プロジェクトサポート
山崎先生の講演、とても刺激になりました。
丁寧に学校の子どもたちの実態を見て、めざす着地点を定める、企画を立てる、つくること。
やったことがないので すが、理論的に形にすることの大切さを痛感しました。
- 企画プロジェクトサポート
山崎さんの講演をお聞きし、プロジェクトの土台づくり、流れを知ることができました。
生徒、教員の思いが重なる部分を分析するなど、授業の基盤を細かく知ることができました。
学校として「どこを目指すのか」、”チーム学校”として考えていきたいです。
- 企画プロジェクトサポート
〇山崎先生の講演で「健康は手段」、対処法や考え方は学ばないと分からない、自分ごとにするために・・・・・のところが印象に残りました。
〇「企画力」は教員が身につけるべき力の一つであると感じました。
〇目的、目標、内容の整合性が必須と確認できました。
〇講演について、実際に企画をやらないと完全に理解はできないと思いますが、労力が必要なので、実践できる自信はないが、理解している先生には見えているのだと思いました。
〇山崎先生のお話を伺えてよかったです。実際これだけのことをお願いするのに予算はどのくらい必要なのか知りたいと思いました。
〇健康教育では子どもの問いを大切にし、「そう在りたい」「変わりたい」という健康な生活への願いを育てていけるよう推進していきたいと思います。
教育現場の不祥事がさまざま報道されており、ニュースで目立つのはネガティブな話題であることが多い昨今でしょう。
けれど、私が松本の信州大学に赴任し、業務で訪問したり、関わらせていただいたりした先生方は、生徒のことを考え、柔軟に対処しようとしている方々でした。
反対意見をいただいたこともありますし、抗議をいただいたこともあります。専門の性教育の活動に関わることでした。
けれど、それは、生徒のためにというお気持ち、生徒に危害が及ばないようにというお気持ちからだと理解できました。
ただ、視点や視座、見ている世界が異なるだけです。
ほとんどの「先生」は、地道に教育現場でふんばっていらっしゃると思います。
何か行う、となった時の素早い遂行力に感嘆したことは、なにもC中学だけではありません。
きちんと手順を踏めば、柔軟に考えていただけるということも多く経験していますので、今後もご一緒できる機会があればいいなと思っています。
企画思考脳はいつからでも身に付きます
「企画」は、常日頃、それに触れている人には、呼吸をするような当たり前のことになっているのですが、業務や学びで触れていなければ、トレーニングして身に付いていく思考・実践であるといえましょう。
逆に、「企画」はわかるけれど、ほかのことは手も足も出ない、ということだってあるはずなのです。実際、私もそういうことがあります。
年齢やそれまでの経験は、あまり関係ないと思っています。いつでも、スタートすることができます。
養護教諭の先生方に限定して言うならば、
日本の場合は、ほとんどが学校に常駐で、生徒と教員を業務の対象とすると法に書かれていますので、学校全体のこころとからだを守る要のような存在といえましょう。
さらに、各省庁から健康課題について、生徒に提供する努力義務項目は年々増えています。
加えて、日常に発生する突発的な事柄や問題に対応しなくてはなりません。
これらへの対応は、ルーティンをこなすという発想だけでは追いついていかないのが現状なように見えます。
ですから、余力を確保するためにも、一度、どこかで健康学習支援および健康実践の企画を考えていただけるといいように思えてなりません。
30年ほど前に研修を受けた、アメリカのカリキュラム・マネジメントという概念が、やっとこの頃、日本の教育現場に入ってくるようになっています。アメリカの方法が何でも日本に合うわけではありませんが、カリキュラム・マネジメントは使い方次第で有益なように私は思っています。
特に、若い次世代を担う養護の先生方に、企画思考脳を持っていただけたら、ご自身のプライベートライフも楽しみつつ、仕事が楽しくなり、やりがいも湧くのではないかと思うのです。
わたしと一緒に、企画思考脳を、あなたの頭の中に作りませんか?
余)
加えて、専門分野である健康学習支援はもちろんですが、
個人起業家の方々にお役に立てたらいいなという想いを強めました。
人生を賭けて事業をしている起業家・小規模企業の飛躍には、基盤が必要であり、そこにはまずはベーシックな思考による組み立て(企画)が必ず必要かつ役立つからです。
そんな思いも強めた、今回のプロジェクト報告後でした。
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この度の機会を頂きまして、重ねて、ありがとうございました。
うれしいことに、年度末まで、今年度のプロジェクトの締めくくりまで伴走させていただくことになりました。
加えて、外部への発表などのまとめ作業にも関わらせていただけそうです。
こういった経験は、すぐに何か役立つということでなくても、今後の活動になにかしら反映されていきます。未来への投資ですね。そこに関われることが、私のミッションです。機会をいただけて、言葉にできない思いです。