看護学生の在宅看護演習サポートに
2022年6月某日、前勤務先の信州大学へ。
医学部保健学科、看護学専攻の在宅看護の演習のお手伝いに。
退職後、早や3回目。
在宅看護の演習とは、在宅看護実習に出るための準備として行われます。
在宅看護実習とは、訪問看護ステーションに、学生が配置され、看護師や理学療法士等のスタッフに同行させていただいて、在宅療養している地域のお宅に訪問させていただく実習です。
3ヶ月間で70名ほどの学生が3、4日間の実習をさせていただく、貴重な機会です。後期のその在宅看護実習に備えての演習です。
今年から、模擬療養者モデルを使い、ロールプレイをします。
これまでは、療養者役も学生がしていましたが、モデルに今年から変わっていました。
訪問からケアの流れを課題に沿って行うので、それをみて、アドバイスするのが私の役割です。
さて、ロールプレイで実践すると、学生自らが、さらに、どこをどうするといいのか、自然に気づくことができます。
ロールプレイ後のフィードバックでは、プレイした学生Gと、オブザーバーした学生Gから、まず、コメントしてもらいます。
だいたい、悪かったこと、改善すべきことのオンパレードになるので、よかったことを必ず言ってもらうよう促します。
よかったことを発語するというと、一瞬ですが、とまどう学生もいます
できている点、よかった点を、耳から、直接聴くってとても大切だと思うのです。
学生は、教員がくどくど言わずとも、おおよそは自ら気づいています。
私がチェックしたポイントは、ほぼ学生がフィードバックできることがほとんどです。ほかの先生が見ているところも同じです。
そして、最後に、教員からも誉めつつ、学生たちが気づきにくいポイントを伝えて、最高に役立つようにアドバイスして終了します。
学生たちは、グループで再考して、レポートを出すのです。がんばってますね
5時間半、連続3コマ、6グループ、なかなか疲れましたが久しぶりに新鮮な気持ちでした。
さらに、この日は、退職時に感染症のため、送別会も実施できず何もなかったからと、所属していた領域の先生方からプレゼントをいただきました。
感謝
ありがとうございました